てらだの作物・加工品

里芋コロッケ(さとっころっ)

最初は、サトイモの季節になったら作っているプライベートコロッケだったのですが、3年ぐらい前の農業祭で試作品を食べてもらったら、とても好評。それで「里芋コロッケ(さとっころっ)」として売り出すことになり、現在では年間15,000個を売り上げるヒット商品になっています。
里芋の食感の残る、ふわふわでとっても美味しいコロッケです。

里芋コロッケ「さとっころっ」誕生秘話
ウチでは里芋も作っていますが、商品になるのは、ガシラと呼ぶ親芋のまわりにできる小芋だけで、ガシラは捨てるしかない。さらに小芋もB品比率がとても高く、形のよい秀品はごくわずか。B品は秀品に比べて値段がガクンと落ちるため、正直、めげてしまいます。同じ小芋で味は一緒なのに色や形が悪いというだけで叩き売られたり、ガシラは食感が悪いという理由で捨てられてしまうんです。

そこで、野菜ソムリエとしては、なんとか付加価値をつけて売らねばと。捨てられるガシラとB品をミックスしてコロッケにしてみたのが6年前のことです。コロッケは好きだけど里芋が嫌いな娘にも食べさせたいと思って作ってみたら、なんと美味しい美味しいと絶賛してくれたんですよ!
そこでJAの農業祭で販売したところ、大好評!
これは行けるぞぉーと、去年、里芋コロッケを一緒に作って売るためのチームを結成しました。それが、私のような農家の娘さんやお嫁さんで作った「百笑一喜(ひゃくしょういっき)」です。

そうこうするうちにいろんなイベントへの出店依頼や学校給食に出したいなど、多方面からお声がかかるようになり、その結果、先のシーズンは16000個も売り上げてしまったのです!
恐るべし、わたしたちの「さとっころっ」!

この里芋コロッケ、一個120円と決して安価だとは思いません。
けれども、百笑一喜のメンバーが地元入善産の里芋にこだわって一つ一つ手作りで作っていますから、安心安全をお届けしていると胸を張って言えます!
お陰様でリピーターの方が多いのが自慢なんですよ。

「またイベントで売られるん、首を長くして待ってたのー」
「自分では面倒で作れんわぁー」
「子どもが大好きでー」
「この衣がさくさくで中身がふわふわな食感って、今まで食べたことなくて癖になるー」
そんなみなさまの言葉に支えられ、励みとし、今年はコロッケで日本一を目指します!

プチヴェールグリーンカレー

育苗ハウスの有効活用と冬場の出荷用にプチヴェールを栽培しています。プチヴェールは大きな葉と葉の間の〝芽″を採ります。大きな葉っぱも栄養価が高く、葉をペースト状にしてたっぷり入れた「プチヴェールグリーンカレー」を各種イベントなどでお出ししています。

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